サービスアパート派?コンドミニアム派?あなたはどっち?ベトナム生活スタイル診断!
ベトナムでの駐在や長期滞在が決まったとき、多くの人が最初に悩むのが「どこに住むか」という問題。その中でも、日本人に人気が高いのが「サービスアパート」と「コンドミニアム(分譲マンション)」です。
どちらも一見快適そうに見えるけれど、実はライフスタイルや性格によって向き不向きが分かれます。
この記事では、ハノイ・ホーチミンを中心に、両者の特徴やメリット・デメリットを紹介しながら、「あなたはどっち派?」を診断できるような内容をお届けします!
サービスアパートとは?
ホテルの快適さ+住まいの利便性
まず、サービスアパートとは、簡単に言えば「家具・家電付き、ホテルのようなサービス付きの賃貸住宅」です。通常、以下のようなサービスがセットになっています。
- 家具・家電完備(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)
- ハウスキーピング(週に2〜3回の掃除やシーツ交換)
- 光熱費・Wi-Fi込み
- セキュリティ完備(レセプションあり)
つまり、スーツケースひとつでその日から住めるような環境が整っています。
向いているのはこんな人!
- 単身赴任のビジネスマン
- ベトナム生活が初めての人
- 家事が苦手・時間がない人
- 数ヶ月〜1年程度の短期滞在予定の人
「とにかく手間なく快適に暮らしたい!」という方には、サービスアパートがぴったりです。
コンドミニアムとは?
ベトナムの最新マンション事情
コンドミニアムは、日本で言うところの「分譲マンション」に近いもの。近年はハノイ・ホーチミンでの建設ラッシュにより、外国人にも人気の高級コンドが次々と登場しています。
主な特徴は以下の通り:
- モダンな外観&内装
- ジム・プール・キッズスペース完備の共用設備
- 基本的に家具付き(ただしオーナーによって違いあり)
- 水回りや配線の品質がサービスアパートより良好な場合も
向いているのはこんな人!
- 家族帯同の駐在員
- 長期(2年以上)の滞在予定
- 自炊したい、インテリアにこだわりたい人
- サービスは自分で手配できる人
コンドミニアムは、まさに「ベトナムで自分らしい生活をしたい人」にぴったりの選択肢です。
サービスアパート vs コンドミニアム 比較表
項目 | サービスアパート | コンドミニアム |
---|---|---|
家具・家電 | 完全装備 | 物件による |
ハウスキーピング | あり | なし(外注可) |
光熱費・Wi-Fi | 家賃込みが多い | 自己契約が多い |
契約期間 | 短期契約可 | 年契約が多い |
自由度 | 低め(家具変更不可) | 高い(DIY可) |
管理体制 | レセプション常駐 | セキュリティは建物次第 |
家賃 | 高め(2000USD前後も) | 範囲広い(1000〜3000USD) |
実際に住んでみた人の声
「初めての海外駐在だったので、最初はサービスアパートに住みました。掃除も洗濯もやってもらえて、ストレスが少なかったです。ただ、慣れてきたらもう少し自由な暮らしがしたくなって、1年後にコンドミニアムへ引っ越しました」(30代男性・ハノイ)
「子どもが2人いるので、プールや遊び場があるコンドミニアムは大助かり。近くに日本人学校の送迎バスが停まるのも選んだポイントでした」(40代女性・ホーチミン)
「週末はよく旅行に行くので、サービスアパートで気軽に荷造りして出発できる生活が自分には合っていました」(20代女性・ホーチミン)
あなたはどっち派?簡単チェック!
以下の質問にYESが多い方を選んでください。
【A】あなたはサービスアパート派!
- 家事はなるべく外注したい
- 海外生活は初めて
- 家にいる時間が短い
- 毎月の出費をまとめて管理したい
- サービスのある安心感がほしい
【B】あなたはコンドミニアム派!
- 自炊やインテリアが好き
- 2年以上住む予定がある
- 家族と一緒に暮らす
- 自分のペースで生活したい
- コスパを重視したい
結果はいかがでしたか?
結論:まずはライフスタイルに合わせて選ぶのが正解!
サービスアパートとコンドミニアム、どちらも魅力的な選択肢です。しかし「どちらが良いか」は、あなたの滞在期間・生活スタイル・価値観によって大きく変わります。
最初のうちはサービスアパートで生活に慣れ、その後コンドミニアムに移るという2段階の住み替えも、実際によくあるパターンです。
生活の拠点は、ベトナム生活の満足度を大きく左右します。
不動産エージェントを通じて複数の物件を内見し、自分にとって「ちょうどいい住まい」をぜひ見つけてくださいね!
おまけ:人気エリア紹介(ホーチミン編)
- 1区・3区:サービスアパートが多いビジネス街エリア。日本食レストランや日本語対応病院も近い。
- 7区(Phu My Hung):ファミリー向けコンドミニアムの宝庫。日本人学校もあり、駐在員に大人気。
- 2区(Thao Dien):欧米系住民も多く、カフェ・インターナショナルスクールも充実。緑が多くのんびり暮らせる。